■ソーシャルインパクト・リサーチ社より■

ソーシャルインパクト・リサーチグループは9周年目に入りました

■従来からの強みである「インパクト評価」を活かし「インパクト投資」を強化

社会からの要請:サステナブル投資

経済的利益だけでなく、環境問題やエネルギー問題への貢献や、社会的責任が企業に課せられるのが当たり前になった今、投資分野でもまた、このような企業の方向性を後押しするサステナブル投資が社会から求められております。

日本のサステナブル投資の現状:ESG投資

サステナブル投資の一つであるESG投資は、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)という観点から企業を評価し、それに基づいて投資する手法です。2014年に日本でも始まったスチュワードシップコードや、2015年にGPIFがPRI(責任投資原則)に署名したのをきっかけに日本でも急激に広まりつつあります。

EGS投資のジレンマ

ESG投資は、企業が公表するESGデータを元にESGスコアを算出し、投資対象企業を選定します。そのため、企業のESGデータの開示が不可欠ですが、日本の上場企業のガバナンスデータはほぼ開示されているものの、環境データはTOPIXで約50%強、社会データは低いものでは約10%にも満たない開示率となっているのが現状です。ESGデータを多く開示しているのは大企業であり、データを開示していないのはベンチャー企業であるという傾向も顕著で、実質的に、ESG投資は既存の大企業投資という結果になってしまっております。

ESG投資の進化形:インパクト投資

ESG投資は、企業の環境(E)、社会(S)、ガバナンス面(G)に対するポジティブスクリーニング的な役割を果たすのに対し、インパクト投資は、企業が社会に及ぼす影響、インパクトの大きさによって投資対象を選定する投資手法です。つまり、ESG投資では、投資家はESG面で「良さそうな企業」を選定しますが、投資による環境や社会への影響は漠然としているのが現状です。一方、インパクト投資では、投資家は環境や社会に及ぼすインパクトの大きさで企業を選定するため、環境や社会への投資効果がはっきりします。データを開示していない企業は「サステナブル」ではないとされてしまうESG投資とは異なり、インパクト投資は、インパクト評価という手法を用いることであらゆる企業のインパクトを算出することができるため、データの制約なく、あらゆる企業に適応できるとの特徴があります。

■弊社がSDGsのインパクト投資にフォーカスした意味

SDGsとは、2015年9月に国連に加盟する193カ国すべてが合意して採択した「持 続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際目標のことで、17の目標 と169のターゲットからなり、2030年に向けて世界的な優先課題、世界を持続可能 な軌道に乗せるための目標を示しております。

SDGsの企業行動指針である、SDGsコンパスには『企業は、SDGsを達成する上で、 重要なパートナーである』と記されています。それは、地球が抱えている大きな環境や社 会課題の解決や、世界を持続可能にするために企業の力が必要とされているだけでなく、 大きなビジネスチャンスを見極める役割を果たすと考えられているからです。

SDGsは、地球規模の公的ないしは民間の投資の流れを、SDGsが代表する課題の方向に転換することを狙いとしています。そうすることにより、革新的なソリューションや抜本的な変革を進めていくことのできる企業のために、成長する市場を明確にしている』からです。

つまり、SDGsの目標は地球規模で大きなニーズがあり、企業がその解決にフォーカスすることは、将来の大きなビジネスチャンスとなる
と言えます。

経済的にも、また、環境、社会にとっても企業が大きく飛躍、貢献できる可能性を示す市場の拡大が、SDGsの示している方向性であると考えられます。

弊社は、独自開発した、ソーシャルインパクト指数@という評価指標、およびSDGsダッシュボードシステムを持っております。これらの武器を駆使することで、本当にインパクトが大きい企業、かつSDGsのインパクトと財務リターンが両立する企業を見つけることができます。

そのため、弊社では、実際に、社会課題・環境課題などのSDGs課題の解決に取り組みながら、持続可能なビジネスモデルを構築する優れた日本企業を、インパクト評価や機械学習を用いた弊社独自のダッシュボード活用等により独自調査で発掘し、組み入れ、エンゲージメントを重視した運用を行います。

  ■ソーシャルインパクト・リサーチ社の歩み■

2010年10月 設立

2010年11月 国内初のソーシャルインパクトの評価指標(ソーシャルインパクト指数®️)を独自開発

2010年12月 内閣府地域社会雇用創造事業の採択者向け(約65社)インパクト評価、レポートを提供

2011年05月 内閣府復興支援型地域社会雇用創造事業の採択者向け(約30社)にインパクト評価、
       インパクトレポートを提供

2012年02月 第二種金融商品取引業者として登録 

2013年01月 ファンドレイジング・日本2013にてインパクト評価に関する講演

2013年02月 LIXIL社にインパクト評価コンサルティングを提供

2013年06月 国内初のソーシャルインンパクト・ボンド(SIB)カンファレンスを主催

2013年08月 企業と社会フォーラムにてCSR定量評価に関する講演

2013年09月 ソニー社にインパクト評価コンサルティングを提供

2013年12月 損保ジャパングループにインパクト評価コンサルティングを提供

2013年12月 国土交通省にインパクト評価に関する講演

2013年12月 長野県のバイオマスエネルギーファンド募集

2014年02月 博報堂社よりインパクト評価の調査受託

2015年06月 早稲田大学エネルギーファンドの募集・組成

2015年09月 ESGダッシュボードシステムを開発

2016年02月 弊社開発の「ESGレコメンデーションシステム」に関し、経済産業省より受賞

2016年06月 ブルームバーグ主催セミナーにて「社会的価値がもたらす企業価値向上~投資家の新たな
       投資機会の創出」に関する講演

2016年07月 弊社主催ワークショップにて「企業は持続可能な開発目標(SDGs)をいかに企業戦略に
       統合できるのか」に関する講演

2016年08月 東海東京証券主催セミナーにて「データ解析に基づくESG投資は成功する」に関する講演

2016年11月 経営環境学会にて「日本の株式市場のESGデータ分析からのインプリケーション」をテー
       マに学会発表

2017年06月 キャスレーコンサルティング主催セミナーにて「企業がSDGsでインパクトを生み出すた
       めの7段階のステップとは」に関する講演

2017年07月 最新SDGs情報開示・インパクト評価ワークショップにて「SDGsにおいてインパクト評
       価がなぜ重要か」に関する講演

2017年08月 最新SDGs情報開示・インパクト評価ワークショップにて「SDGsインパクト評価の重要
       性」に関する講演

2017年09月 SDGsダッシュボードのシステム開発

2017年10月 SDGs株価インデックス開発・運用開始

2017年11月 ミツイワ社にエネルギーダッシュボードの開発及びコンサルティングを実施

2018年07月 JMDC社と「健康年齢®」ライセンス契約締結

2018年11月 デジタルハリウッド大学院で「生活習慣病予防プラットフォーム」に関する講演

2019年の予定 ①SDGsインパクト投資ファンド運営、②生活習慣病予防ファンド運営、
       ③SIBヘルスケアファンド運営、予定